テスラ新型「モデルS」火災事故を解説-② EV発火事故によるリコール事例-

② EV発火事故によるリコール事例

今回の火災原因が不具合であるとはまだ断定できませんが、過去にヒュンダイEVでバッテリー発火によるリコールを起こしています

jp.reuters.com

ヒュンダイは1回目のリコール対応としてソフトウェアアップデートで対応していましたが、その後も発火報告があり、2回目のリコール対応でバッテリーシステム交換を実施しました

このリコール問題で約9億ドルの損害がでました

また、この発火原因はバッテリーサプライヤであるLGエナジーソリューションにあると第三者機関調査で結論づけられ、LGエナジーソリューションはこの損害の7割を負担しているようです


今回、モデルSに使用されていたバッテリーがパナソニック
だったこともあり、同じようにバッテリーに原因があると結論付けられると、日本も痛手です

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バッテリーに何も問題がないことを願うばかりですが、過去の事例から、最悪パナソニックは厳しい境地に立たされることもあえます

米運輸当局も調査に乗り出しているので、早急に原因究明して頂きたいところです

 

次回、③ EVはバッテリーで買う時代